こんにちは、車ラボです！ 今回はトヨタアクアとプリウスの違い、燃費や年間維持費の違いを比較しました！

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販売ランキング1位2位の人気車種の比較

2016年年6月度販売実績

	プリウス	28,785台
	アクア	15,041台
	シエンタ	10,954台
	フィット	9,936台
	パッソ	8,278台

「プリウス」と「アクア」は国内の新車市場で1位2位を占める大ヒット車種です。

「プリウス」は最高で40.8㎞/Lの低燃費で7ヶ月（6月時点）連続の首位。

「アクア」は37.0㎞/Lの低燃費のハイブリッド車ながら、176万円台からという低価格がヒットの要因となっています。

ともに全国全てのトヨタの販売店で取り扱うため、どちらを検討していても、事前と比較してしまうことになります。「やっぱり新しいプリウスはカッコイイな。」とか、「アクアは随分と安いじゃないか。」などと、その場で購入する車種が変わってしまうこともあるかも知れません。

どちらにしても、この2台を取り揃えるトヨタのお店は、他社販売店にとって羨ましい限りでしょう。

しかも最近は、この2車にコンパクトミニバンの「シエンタ」が加わり、販売台数1.2.3位が揃っているのですから、野球でいえばオールスターのクリーンナップ全員をチームに持つような、サッカーなら代表チームのような感じでしょうか。カローラ店に至っては5位の「パッソ」まで取り扱っているのですから、もうミランかインテル状態です。

燃費と年間維持費の比較

プリウスがアクアとの価格差を燃費の差で取り戻すまでに必要な走行距離　2,121,817㎞（ガソリン代125円/Lで計算）

さて、「プリウス」と「アクア」の比較ですが、車両価格と燃費の比較では、66万円の価格差を「プリウス」が埋めるのは、かなり難しいというより、通常の使用状況では、不可能ということになります。3.8㎞/Lの燃費差は、毎月の燃料代は1000㎞走行したとしても254円に留まり、維持費の安さを実感するまでもいたらないのです。

この2車は、低燃費のハイブリッド車という共通点以外は大きく異なり、購買層もファミリー層という共通点はあるものの、微妙に異なります。最大の違いはその価格で、176万円台から選べる「アクア」と、242万円台からという「プリウス」の66万円以上の価格差は、ユーザーの所得格差でもあり、純粋な経済性能を求めるのか、省エネルギーを意識する、ある種のステータスを求めるかという差でもあるでしょう。

下取り相場の比較

次に下取り相場を比較してみましょう。「プリウス」はもちろん旧型になります。また、下取り価格はあくまで参考価格であり、

車両価格の高い「プリウス」の方が、下取り価格も高いのは当たり前と思われますが、2011年式まで遡ると2車の差はほとんどなくなっているのが実情です。

「プリウス」もけっして下取り相場の低い車種ではなく、むしろあらゆる車種の中でも高い部類にはいるのですが、「アクア」の評価はそれを上回っているのです。

また、「プリウス」が旧型になり、「アクア」が現行車種という状況になったので、「アクア」の評価がさらに上がり、新型に乗り変えた際の下取り車が大量に出回り、旧型「プリウス」が供給過多になりつつあるので、相場が落ち始める可能性があります。

 下取り価格の重要性

「プリウス」や「アクア」のように、売れ続けている新車の値引きは非常に難しいのです。特に「プリウス」はほとんど値引きはしていません。

ただし、下取り価格しだいでは、値引き以上に購入費を押さえることが出来るのです。

実はそんなことが起こりえるのです。下取り価格の相場が120万円ぐらいの「プリウス」が下取り車なら、安いところでは100万円、高ければ140万円の下取り価格が付くことがあります。もし、新しく車を買う店が、相場を下回る100万円という下取り価格を提示していたら、貴方は単純に20万円の損をすることになります。そして高く売ることが可能なら、20万円も得することになるのです。「プリウス」の値引きでこの額を引き出すのは不可能です。

しかし、提示された下取り価格が高いか安いかは、購入する側にはわかりません。

 下取り価格の相場を知る

新しい車を購入するために、新車ディーラーへ行く前にまず、買取り専門店での買取り査定をすることで、この問題は解決します。

つまり、自分の乗っている車の相場を知った上で新車ディーラーへ行くことで、下取り価格を提示させれば、その金額が適正化どうかがわかり、値引き金額と合わせて、本当に安い買い物なのかを判断できるのです。

どうやったら知ることが出来るかと言うと、ガリバーやカーセブン等の大手買取りチェーンなら、出張査定も行っており、もちろん無料で利用できます。

そして、新車ディーラーの下取り査定金額より高ければ、あらためて買い取ってもらえばいいのです。新車を買うところと、下取り車を出すところは別であってもいいのが、現在の常識になっています。

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