スペイドと新型シエンタの違いを比較!燃費や年間維持費の評判は?

7月度の販売台数、スペイド1,835台、シエンタ10,944台。トヨタの中で明暗を分けるこの2車はどこが違うのでしょうか?パワーユニットや乗車定員、そしてユーザー層も異なるそれぞれの車種の特徴と評判、燃費の違いなどを比較してみました。あなたの選ぶのはスペイド?それともシエンタ?

スペイドvs
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スペイドとシエンタの違いを比較!

ミニバンのスペイドと、プチバンのスペイドでは価格低もライバルも違います。それぞれの価格と燃費、そしてライバルとの比較を見てみましょう。

スペイド

スペイド

スペイドは1.5Lエンジンを搭載する2列シートの5人乗りなので、比較的ルーフの高いデザインながらもヴィッツなどと同じコンパクトカーに分類されます。しかし、助手席側に大きなスライドドアを設けている点が他のコンパクトカーと異なり、左右非対称のエクステリアが特徴となります。

このスライドドアにより助手席からの乗降性に優れ、後席へのアクセスがヒンジドアよりもスムーズという利点を活かし、高齢者やお子さん、チャイルドシートの利用やベビーカーの収納も楽になるのです。

また、全長4mを切る非常にコンパクトなボディサイズにより、小回り性能にも優れています。これも主に運転する主婦層には大事なポイントです。大きなミニバンに抵抗感のある小柄な女性にピッタリのサイズとなっています。

お子様や高齢者にも優しいスライドドアとコンパクトなサイズで、主婦層におすすめする車種です。

シエンタ

シエンタハイブリッド

2015年7月に初のフルモデルチェンジを実施 した2代目シエンタはトレッキングシューズをイメージしたデザインを目指して設計されました。

ライバルのホンダ・フリードより長い全長を活かしてし室内スペースに余裕を持たせ、多彩なシートアレンジを可能にし、ラゲッジスペースもしっかり確保することで、セダンやハッチバックではかなわない使い勝手が魅力です。

ミニバンに必須の両側スライドドアを備えながらもノア/ヴォクシーよりも低い全高で、見た目にも運転のしやすそうな大きさと、愛くるしいデザインが、従来の四角いミニバンにてこずっていた主婦層に大人気。あっという間にプリウス、アクアに次ぐトヨタの3本柱に成長したのです。

3列シートは必要でも、大きくて四角いミニバンに抵抗感のあるファミリー層におすすめの車種です。

燃費や年間維持費の評判は?

女性2

スペイドは1.5Lのみの設定で、重量のかさむスライドドアを装備しながら1,200㎏前後の軽量ボディでJC08モード22.2㎞/Lを達成。車両価格は170万円台後半からという設定になっています。ライバルの少ないプチバンクラスで、大型のスライドドアを持つユニークな車種ですが、そのためかなりの割高感があるのは事実。

両側スライドドアを持つスズキ・ソリオが140万円台からということを見ても、その差は歴然。販売台数を見ても、ユーザーが選んだのはトリッキーなスペイドの片側スライドドアではなく、分かりやすい両側スライドドアを持つスズキ・ソリオだということが分かります。

トヨタ・スペイドとライバルの比較

車両価格 1,777,680円~(スズキ・ソリオ1,454,760円~)

JC08モード22.2㎞/L~(スズキ・ソリオ27.8㎞/L~)

2016年7月度販売台数 1,835台 前年度月比79.6%(スズキ・ソリオ4,053台169.4%)

 

シエンタは、現行モデルからアクアと同じ1.5LTHSⅡのハイブリッドモデルを新設し、ミニバンでトップクラスとなるJC08モード燃費27.2㎞/Lを現し、ガソリンモデルも新型の1.5Lに置換され、新たにアイドリングストップ機能を標準装備したことで燃費を20.6㎞/Lに向上させています。

ホンダ・フリードというガチンコのライバルがいるシエンタの車両価格は、1.5L車で170万円を切る戦略的な価格で、この価格で3列シートのミニバンが手に入ることが、大ヒットの大きな要因のなったのは間違いありません。

トヨタ・シエンタとライバルの比較

車両価格 1,689,709円~(ホンダ・フリード1,746,000円~)

JC08モード27.2㎞/L~(ホンダ・フリード21.6㎞/L~)

2016年6月度販売台数 10,954台 前年度月比834.9%(ホンダ・フリード2,424台71.3%)

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