新車購入時の下取りと値引き交渉
新型アルファードが発売されて、「買い換えようかな」と考える人も増えました。ハイブリッドやインテリジェントパーキングアシスト2が便利なシステムなのか気になる所です。ヴェルファイアにするか、ハイブリッドの4WDにするかを迷うのも新車を買う楽しみの一つです。
居住性と安全性、ミニバンとして高級で家族が楽しめるクルマに仕上がっているかを期待するなら試乗して確かめるのが一番!
その前に「今のマイカーを処分していいか」「下取り相場がいくらぐらいなのか」がオーナーの悩みですね。
アルファードG、アルファードVから乗り換えるなら本当にクルマを処分して良いのか考え直す必要があります。
今は中古車の処分先も多くなっているからです。
自動車ディーラーに任せたままでは、相手の言われるがままに余計な費用を払ってしまいます。そうしないためにも、マイカーの売る所を考えてみましょう。
下取り相場と下取り価格
車種名 | 中古車販売価格 | 下取り相場 |
---|---|---|
アルファード(10系) | 100,000~1,900,000円 | ~1,000,000円 |
アルファード(20系) | 1,600,000~3,400,000円 | ~1,500,000円 |
アルファード(30系) | 3,300,000~5,100,000円 | ~1,500,000円 |
アルファード ハイブリッド(20系) | 2,000,000~3,800,000円 | ~2,500,000円 |
アルファード ハイブリッド(30系) | 2,700,000~4,500,000円 | ~3,000,000円 |
※相場は変動するものであり、価格を保証することはできません。あくまでも目安です。
T-UPの下取りと中古車買取店
T-UP(ティーアップ)はもちろんトヨタのメーカー直系買い取りネットワークのことです。CMでもおなじみでサービスや対応状況などで有名な下取り店になっていますね。アルファードも含めて買取りに対応しています。
日本全国のトヨペット、ネッツ、カローラ店で中古車買い取りができます。「トヨタのお店なので安心だし、価格も高くなるのかな?」そう思うでしょうが、実際に下取り価格が高いとは限りません。
そもそも、ディーラーで売却できますが、下取りではないのです。
これはどこが違いになっているのでしょうか?
トヨタU-Car(中古車)は新車購入時の下取りではなく、他店の自動車買取業者と同じようにクルマを売るだけのところになっています。
普通の自動車ディーラーでの下取なら、新車の購入手続きと一緒にクルマを売却しますがt-upではこのように同時手続きはしません。新型アルファードを購入する時だけ来店するところではないのです。
では、他の中古車買取店と同じなのでしょうか?
中古車買い取り業者はガリバーやアップル、ビッグモーターにカーセブンなどの中古車販売店で査定します。T-UPはトヨタネッツ・カローラ・トヨペット店で査定見積りをします。
中古車買取業者では、資格を持った査定士がいるとは限りませんがT-UPは査定士が見積りをします。
ここが、大きな違いになっているのです。
それなら、T-UPの方が高額査定を出してくれるかが気になりますね。
実際に査定を行なった人なら分かるでしょうが、高い値段を提示してくれるのは資格のあるきっちりとした査定をしてくれるところではないのです。
下取り価格と買取り価格の違い
新車を購入する時、色々と諸費用がかかります。
契約書や明細書に「登録代行料」などの車体本体以外の料金が含まれていることに気がつくはずです。
この部分が下取りと買取りの大きな違いです。
昔から下取り価格よりは買取り価格のほうが高いと言われてきました。それも間違いではないのですが、ティーアップのようにメーカーが買取り業をするようになって、「新車購入時に愛車を売る」という形は取られにくくなりました。
ただ、まだディーラーで新車購入時に下取りすることが多いようです。
相場を気にせずにマイカーの処分を合わせて行なう人が多いのです。
これは値引き交渉するよりも大切なことですよ。
ディーラーでオプション品などで値引き交渉するよりも、今乗っている愛車の売却金額を上げれば話し合いをしなくても費用を抑えられます。見積もりサービスは提携先の企業がそれぞれ違うので、複数利用してみると査定額の違いが分かります。
[kaitorigazou]
まとめ
アルファードは新型になり、買い替えが多くなったようにも感じられますが、それほど新車の購入台数は増えていません。消費税増税や、20系からの乗り換えが少ないことも理由でしょうか。
2017年にも消費税が10%になります。
下取りするにせよ買取りするにせよ、アルファード購入するならその前に買うのが最適な方法です。もちろんアルファードG・Vをまだ乗り続けるのもいいでしょう。あえて中古車で安い旧型アルファードに乗るのも費用を安く抑えるコツです。パーツ類や改造でまだまだ中古車も価値が高く、長く乗り続けられるクルマとなっているのです。