こんにちは、車ラボです! 今回は最新2016年モデルのホンダオデッセイハイブリッドに乗る7つのメリットをご紹介します。
2016年新しくなってかえってきたハイブリッド新型オデッセイ。
ホンダの売れ筋トップクラスの車種ですが、果たして何がどう変わったのでしょうか?
目次
新型ホンダオデッセイハイブリッドの基本スペック
ホンダの新型オデッセイハイブリッドは、大きく分けて2タイプがラインアップされています。
標準的なハイブリッドに7人乗りと8人乗り、そしてスポーティーなアブソルートにも7人乗りと8人乗りがあります。
スペック的には、ベーシックなハイブリッドの、全長4830mm、全幅1820mm、全高1695mmに対し、スポーティーなハイブリッドアブソルートは、全長4830mm、全幅1820mm、全高1685mmと、全高が10mm下げられています。
搭載エンジンは1993㏄のアトキンソンサイクル直列4気筒DOHCで、最高出力107kWを発揮。レギュラーガソリン仕様です。
また、駆動用の電気モーターは135kWを発揮。エンジンをサポートするのではなく、電気モーターが駆動源と言える仕様です。
スペック | ハイブリッド | ハイブリッドアブソルート |
---|---|---|
車体画像 | ||
全長 | 4830mm | 4830mm |
全幅 | 1820mm | 1820mm |
全高 | 1695mm | 1685mm |
搭載エンジン | 1993ccDOHC | 1993ccDOHC |
最高出力 | 107kW/6200回転 | 107kW/6200回転 |
最大トルク | 175Nm/4000回転 | 175Nm/4000回転 |
モーター出力 | 135kW/5000~6000回転 | 135kW/5000~6000回転 |
モータートルク | 315Nm/0-2000回転 | 315Nm/0-2000回転 |
年間維持費、燃費、車体価格について
ハイブリッド | ハイブリッドアブソルート | |
---|---|---|
年間維持費 | ガソリン代3万8000円 (年間1万kmカタログスペックで走行と仮定) | ガソリン代4万円 (年間1万kmをガソリン1リッターあたり25kmで走行と仮定) |
燃費 | 26km/ガソリン1リッター | 8人乗り25.2km/ガソリン1リッター 7人乗り24.4km/ガソリン1リッター |
価格 | 8人乗り 356万円 7人乗り 364万6400円 | 8人乗りホンダセンシング 378万円 7人乗りホンダセンシング 386万6400円 |
私がオデッセイに乗る理由とは?
5代目となるオデッセイの登場が2013年。
しかし、唯一の欠点は、ハイブリッドモデルがなかったこと。
そしてその欠点を払拭するオデッセイ初のハイブリッドモデルがついに2016年2月に登場しました。
このページでは、そんなオデッセイハイブリッドにスポットを当て、7つのメリットやベネフィットについて解説していきます。
じっくりと読んで、購入の参考にしてみてくださいね。
●メリット1 選べる車種構成
ホンダの新型オデッセイハイブリッドの注目ポイント、そのひとつめは、ファミリー向けの標準タイプとなるオデッセイハイブリッドと、スポーティーさを演出したオデッセイハイブリッド・アブソルートの2タイプがラインアップされていることです。
アブソルートはスポーティーな走りの味付けに対応するために、足回りなどの感触を独自の設定にしてあります。車高を10mm下げたほか、外観のエアロパーツ装着などだけでなく、見えない部分をしっかり作ってあるのは好感が持てる部分といえるでしょう。
実際、オデッセイハイブリッドは、ノーマルタイプが販売台数の10%、アブソルートは90%となっていて、圧倒的にアブソルートの方が人気、ということが分かります。
●メリット2 スポーティーなハイブリッドによる楽しい走り
オデッセイに採用されているハイブリット機構は、アコードにも搭載されているスポーツタイプのハイブリッド「i-MMD」です。
電気モーターは強力な駆動力がすぐに出せるのが特徴ですが、走行用のモーターと発電用のモーターをそれぞれ搭載することで、効率よく走りの性能を高めているのです。
基本は省エネですが、走りの良さを意識した設計になっている、というところがオデッセイのハイブリッドが持っている特徴といえるでしょう。
●メリット3 プリウス並みの低燃費を実現
スポーツハイブリッドのi-MMDを搭載する新型オデッセイハイブリッドですが、カタログ上の燃費はプリウスと同等レベルのガソリン1リッターあたり26kmとなっています。
エンジンを使わなければガソリンはほとんど消費しないので、タイヤ駆動をモーターが担当するように設計された新型オデッセイハイブリッドは、低燃費で当たり前かもしれません。
では、エンジンはどんな役割になっているのかというと、発電用のモーターを動かす役割、そしてモーターだけではパワーが足りないときにエンジンパワーも活用する、というお助けマン的な役割になっています。
●メリット4 ハイブリッドでも広い室内を実現
ハイブリッドカーは、燃料タンク以外に大型バッテリーや制御メカニズムを搭載しないといけないため、室内や荷室の広さが制限される傾向にあります。
しかし、新型オデッセイハイブリッドは、FITのセンタータンクレイアウトを開発したホンダらしく、前席の下にハイブリッド用バッテリーを搭載することで、室内の広さをガソリン車と同等にしています。
また、重たいバッテリーを車体中央部分に設置することで走りの安定感も増すことに成功しているんですよ。
●メリット5 オデッセイ初!後席スライドドア採用で乗り降りがラク
ようやく、というか、今まで違ったの?
という感じかもしれませんが、新型オデッセイは、後席ドアがこれまでの普通のヒンジドアから、スライドドアに変更されています。
そのオデッセイにハイブリッドが追加されたわけですが、3列目シートの乗り降りがしやすいハイブリッドミニバンということで、ファミリーの実用性が高まったところがうれしいですよね。
また、スライドドアになったことで、スーパーやショッピングセンターなどで子どもが乗り降りするときでも、隣のクルマにドアがぶつかるのではないかと心配する必要もなくなり、精神衛生上も良いクルマ、と言えるのではないでしょうか。
●メリット6 自動ブレーキなどを実現したホンダセンシング搭載による高い安全性
最近は軽自動車でも当たり前の装備になりつつある自動ブレーキを含めた、ホンダセンシングが用意されています。
時速5km以上で走っているときに、前方のクルマなどに衝突しそうと判断された場合には、自動的にブレーキをかけたり、ハンドル操作が行われて、衝突回避を促します。
また、時速10kmから40kmで走行中に車線をはずれて路肩の歩行者にぶつかりそうな場合には、自動的にハンドル操作を行って事故を防ぐ歩行者事故低減ステアリングも採用しています。
このほか、車線を外れないように走る警告や、道路標識を感知してディスプレイに表示するなど、人間のうっかりミスを減らす工夫も搭載されています。
●メリット7 メーカー直系のパーツ開発部隊にるドレスアップパーツが選べる
ホンダの子会社ホンダアクセスが開発したエアロパーツなどが、カタログに掲載されています。
ホンダ直系の会社なので、クルマの開発段階からパーツ開発を行うことができ、一般的なパーツメーカーとは完成度のレベルが全く違います。
また、ホンダのモータースポーツをサポートする無限ブランドのパーツもラインアップされているので、好みに応じて多彩なパーツを選んでドレスアップが可能です。
まとめ
ホンダ入魂の新型オデッセイハイブリッドの7大特徴を解説してきましたが、いかがでしたか?
プリウス並みの低燃費、ホンダらしいスポーティーな走り、高い安全性など、注目ポイントが多くありました。
あとは、スバルやスズキのように、対人安全性が高まればさらに高完成度のミニバンとなりそうです。