トヨタの看板車種に違いが出るのか
自動車業界も革新技術とリコール問題で揺れ動いています。ハリアーのプリクラッシュセーフティシステムは改良が加えられ、30km/h以内では確実に動作するとエンジニアの自信もうかがえます。新型車での素晴らしい技術がある一方で、買い替えのサイクルが早まっていることが挙げられます。
SUVは人気車種で、ワゴンタイプやセダンを上回る売れ行き。SUV専門店が出てきて、店内でも専用パーツやレジャーに便利なカー用品が置いてあるなどサービス面での違いが出るのです。
60系ハリアーは2013年から生産開始してまだ日も浅い！これを高く売るにはどの店がいいのしょうか？
特別仕様車は高額査定？
ハリアーには大きく分けて三種類のグレードがあります。①グランド②エレガンス③プレミアムアドバンスドパッケージ。これにハイブリッドが組み合わされて数十通りのグレードが形作られているのです。
その中でも記念モデルとも言える、「ハリアー ELEGANCE“G’s”」は専用装備で引き締められた走りが魅力のモデル。記念や限定に弱い日本人は普通のモデルよりも希少価値のある自動車にも高い査定額を出すようです。スポーツカー人気は落ちても一部のファンからは支持を集めているのでしょう。
エレガンスそのものはオプション装備でメリットのあるミドルクラス。標準装備されているMOPと価格設定でお買い得感のある車種なのです。そのベース車両にスポーティな専用装備を組み込み価格も据え置きになったのがG’sというわけです。
エレガンス買取相場
新車価格ならエレガンス（GS）が288万円、HVで377万円、G’sで330万円。この値段相応に査定額が高いのはもちろん発売間もないクルマだから！
自動車は一部を除いて年式や走行距離が売値に大きく影響します。ハリアーは軽自動車やセダンのように5年以上乗り続けるオーナーが少ないのかもしれません。乗換え時期が早いものは買取価格も下がりやすいようで、先代30系のハリアーでも値落ちがやや多くなる傾向があります。
中古車は人気や流行など複数の要素から成り立ち、査定相場はあるものの価格の秘密は一般ユーザーには極秘事項です。オートオークションという独特の市場が影響しているとも言われますが、私たちは売買に参加することはできません。高く売りたいなら一括見積もりや複数の業者から比較するなどして交渉していきましょう。
SUVの人気と査定額
ハリアーはクロスオーバーSUVの火付け役とも言われていて、その後の流行を作った雛形でもあります。熱しやすくさめやすいと言われるブームの中でもハリアーは売れ筋ランキング常連です。
クロカンやオフロードではクルマの傷みが激しくなり減額も大きくなると言われています。ライバル車の日産ムラーノ、マツダCX-5などでも新車は人気でも中古で買うのに抵抗感があるユーザーもいます。街乗り重視のユーザーなら買取価格への影響は少ないと言います。
もしこれから売却予定があるなら、レジャーに使って汚れた荷室の清掃をしましょう。ラゲッジルームやキャビン内に固定用具やシール類などがあるならはがしておきます。趣味で使用した跡は残さず処理してできるだけ新車に近い状態に近づけましょう。
FFではなく4WDは高額査定になるか？昔の4輪駆動ブームとは違いがあるようです。ハイブリッドは環境性能、排ガス規制適合という時代の訴求から需要が見込めます。燃費がいいから売れる！というのもあるようです・・・
エレガンス売り先の決め方
買取業者はガリバーかディーラー店（U-CAR）しかないと思っていませんか？実は有名店にディーラーでもチェーン店には違いはないのです。トヨタのお店だからとサポートを期待していたら残念な対応をされて驚くこともあるでしょう。北米でのリコール騒動も終息せずに続いているのです。
中古自動車販売士（JU）というのは日本中古自動車販売協会連合会が定める資格を所持している営業マンのこと。中古車業界でのトラブル事例を鑑み、制定された特別な資格です。販売店の専門知識に不満を持つならこの中古自動車販売士のいる買取店を探してみるのもおすすめです。
一方で有名店では独自の保証制度やローンへの対応などサービスの豊富さが特徴。CMや折り込み広告に出ている有名店は自宅周辺にも出店しているものがあります。
SUVやトヨタ車を買取強化していて営業が得意な店もいるでしょう。けして自営業者がダメだ、とは言いません。大手FC店でも前身はこうした個人経営の店なのでしょう。一括見積もりで比較してみて自分の気に入る査定会社を選びましょう。
写真画像 UserTwo hundred percent. ぱくたそ