詳解!新型ハリアーハイブリッドの試乗レポート ブログで試乗記

2013年トヨタハリアーは生まれ変わった?

新型ハリアー試乗レポート

2013年ハリアー3代目(60)フルモデルチェンジしました。ブログで私の試乗記を掲載してもいいのですが、薄っぺらい「良かったです!」という評価をしても参考になりませんね。

モータージャーナリストの評価を紹介しましょう!

試乗車はもちろんハイブリッドの最新型。レクサスとの違いや、市街地での走行フィーリングや実用性・居住性について解説してくれています。画像・動画はリンクよりYOUTUBEでご確認を。

ハイブリッド試乗動画レポート

体験談口コミ

国沢光宏 by オートックワンTV!

ハリアー内装インテリア画像◆試乗車
PREMIUM “Advanced Package”

◆試乗場所
市街地⇒高速道路

◆エンジン
排気量 2.5リッター
最高出力 152PS
重量 1560kg

◆レポート
国沢光宏

◆制作
オートックワンTV!

YOUTUBE動画:ハイブリッド試乗記

国沢光宏氏 意訳

ハリアーはカムリなどと共有された2.5リッターエンジンを使っている売れている。日本車はフルモデルチェンジすると大型化する傾向があるがハリアーは違った。これはこのクルマが日本仕様だからでもある。

専用エンブレムが付いて、特殊性のあるおしゃれなスタイルを出している。インテリアは木目ではないが本物のようで全体的におしゃれにまとまっている。

試乗した感想は「良い意味で普通」。ボディの剛性も日本車として普通だが悪くはない。

ハイブリッドシステムは前後にモーターが付いていて、発進するとモーターの力だけで発進加速する。前後のモーター出力合計は200ps以上になる。他の評論家の意見で間違えている所は「200psだからパワフルだ」ということ。

(このハイブリッドシステムは)エンジンがかかっていなければ電池からしかパワーが出ない。電池そのもののパワーは40ps程度になる。スタートからエンジン始動までは40psしか出ない。ただ40psでも必要十分であり、その後エンジンが始動して150ps以上の出力が得られる。

(ハリアーのハイブリッドは常時4輪駆動システムではない。)前はモーターとエンジン。後ろはモーターだけであり、高回転までエンジン回転数を上げるとバッテリーの使用量が増える。スリップが起きやすい発進時に前後のモーターを使っている。スリップが起きなくなればモーターは使用されなくなる。つまり、高速巡航時にはFFと同じである。ただ前輪がスリップした時には後輪のモーターがアシストするためFFとは違う。雪上路を走行する人には4WDシステムは価値がある。

残念な点は自動ブレーキシステム。トヨタは自動ブレーキシステムで非常に遅れていて、私は不満を感じた。しかし15km/hから30km/hでは追突回避する性能がある。トヨタ自動車のカタログでは自動ブレーキシステムの作動を保証していない。トヨタの自信のなさを感じるが、開発者は「15km/hから30km/hでは停止する」と語っていし、私はそれを信じたい。

15km/h以下では(プリクラッシュセーフテイシステム)装置が作動しない。開発者は「(事故を起こしても)大事にはならない」と語ったが私はシステムを改良すべきだと思う。30km/hでは(システムが動作することにより)ブレーキがかかる。事故を起こしたとしても被害を減らすことのできるシステムになっている。(プリクラッシュセーフテイシステムは)10万円のオプションのため装着を勧める。

※()内は筆者による注釈。

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五味康隆 by GAZOO.com

ハリアー試乗車リアビュー画像◆試乗車
HARRIER ELEGANCE

◆エンジン
排気量 2.5リッター
最高出力 152PS
重量 1560kg

◆レポート
五味 康隆

◆制作
GAZOO.com

YOUTUBE動画:ハリアー車両解説

五味 康隆氏 意訳

クルマを語る上ではその歴史を知ることが欠かせない。ハリアーという自動車には深い歴史があり、世間に与えた影響の大きいクルマだ。

オフロードではなく市街地を走るSUVは一昔前には存在していなかった。高級ホテルにジャージで通うようなもので、場違いなものが存在していた。そうした中に一石を投じたのがハリアーだ。

高級セダンとSUVの融合によりクロスオーバーが開拓された。(国内・海外の自動車メーカーも含めて)それに追従するように流行が来ている。その開拓者としての存在がハリアーだ。

初代ハリアーは1997年に発売されたが、トヨタ自身が成功に対して疑問を持っていたと思う。2代目(2003年発売)は市場の成功を確信してハイパワーなハイブリッドモデルを(2005年に)追加してきた。

それから10年を経て登場した新型ハリアーにはキーワードが三つある。「高級・進化・新規」。高級セダンと融合したことでデザインでも迫力や存在感を醸し出している。

「進化」はボディサイズ。(世間のコンパクトカーを求める声から)扱いやすいダウンサイジングにしてきた。トヨタ初となる安全デバイスを搭載してきたことが最後の「新規」だ。

(試乗車の)HARRIER ELEGANCEはFFの2駆モデル。(内装の)シートはファブリックと合成皮革でステッチも入っており高級感と落ち着きが感じられる。センターコンソール周りは黒の色調でゴージャス感がある。

(ELEGANCEには搭載されないが)上級グレードのPremiumAdvancedPackageには(CG合成された)車両の俯瞰映像が見られるパノラミックビューモニターが付く。車両や人との接触を知らせる「左右確認サポート」も装備される。

タッチパネル類も静電式で軽いタッチで操作が可能となった。アームレストのカバー下には携帯電話の充電が可能な「おくだけ充電」も装備される(AdvancedPackageのみ)。

ボディサイズは全幅で10mm短くなったが室内空間は広がっている。乗員4人が快適に過ごせ、実用性と快適性が上がり高級に相応しいモデルとなった。

二代目ハイブリッドからリアハッチが電動で開くが、これには当時衝撃を受けた(ハッチは自動で固定される)。(3代目ハリアーの)特徴的なのはラゲッジスペースの広さだ。リアシートの居住性を確保してもラゲッジルームの容量は456リッターある(リアシートを倒すと992リッターまで拡大される)。

ハイブリッドではバッテリーなどで(ラゲッジルームの)床下の面積を占めがちでガソリン車に劣る部分があったが、今回のハイブリッドモデルではそれがなくなりガソリン車と同等になった。

2代目似なかった機能は(ハッチの)開閉部分の高さを任意で調整できること。(ガレージや駐車場などで)天井の高さが低い時には設定することできるため使い勝手が上がった。

今回のパワートレインは二種類ある。ひとつは直列4気筒2リッターモデルで(JC08モードなら)16.0km/lの燃費性能を誇る。トランスミッションはスーパーCVT-iで回転の心地よさがある。

ハイブリッドは2世代目のときにハイパワーとして登場したが今回は2.5リッター直列4気筒になった(先代は3.3リッターV6エンジン)。システム最高出力では197psとなる。(JC08モードの最高で)21.8km/lの燃費でリアはモーター駆動する。

※()内は筆者による注釈。

 

店舗で試乗するには?

新型(60系)ハリアーはWEB予約ができます!

試乗車予約ができるのは主にトヨペット店です。日本全国のトヨタディーラーから店舗の所在地情報から電話連絡の方法までが調べられます。中古車では試乗はできず、プレミアムアドバンスドパッケージの走りや乗り心地、内装などを確認もできないのでディーラーで試してみることをおすすめします。

◆WEB試乗予約可能店舗例
札幌トヨペット クルマックスアツベツ店
青森トヨペット 十和田店
仙台トヨペット 大河原バイパス店
埼玉トヨペット 東松山支店
東京トヨペット 新宿店
名古屋トヨペット 蟹江店
大阪トヨペット なんば店
福岡トヨペット 飯塚店

最安値のグランドや、スポーツモデルのエレガンスG’sも手ごろで買うならこちらのグレードが狙い目。

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まとめ

モータージャーナリストによる新車試乗記でした。新型にフルモデルチェンジされて、レクサスのRXカムリ比較されるようになりました。あくまでもハリアーは高級車ではなく、300~500万円のミドルクラスの量産車だということがあります。

国沢氏の「普通」という発言は動画での試乗レポートからも感じ取れました。居住性や走行性能、快適性でも日本車としてはスタンダードなレベルにいることが想像できます。安全装備や内装外装のデザイン性が主な進化と受け取って良いのかもしれません。

ブログYAHOO!知恵袋にちゃんねるなどの掲示板でも賛否両論あります。30から60へと進化して試乗した人や購入者の意見はデザインやハイブリッドについて向けられているようです。乗り心地についてはタイヤサイズや空気圧などで大きく変わってきます。乗り心地重視なら標準の17インチにしてメンテナンスもしましょう。

他人の感想だけでは物足りなくありませんか?新車はディーラー以外で買う方法もあります。新古車をネットで探すことでも憧れの新型ハリアーに乗るチャンスはあると言えます。

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