モデリスタ以上の外観?
サス交換といったらチューニングメニューの王道。新型30系アルヴェルも車高が落ちてはねるような足回りではなくてもツライチ、シャコタン仕様にするならサスセッティングも重要です。
カスタムパーツは通販でもカーショップでも販売していますが、取り付けるとなると工賃も高くなります。サスキットの装着はやりやすい車とそうでない車があります。改造車で人気だったAE86などもパーツが豊富なことと、一般ユーザーでもばねダンパー交換したり改造のしやすいことがありました。
車高調交換方法手順
作業は自分でもできるでしょうが、取り扱い説明書をみましょう。アルファードは20系までなら改造キットが販売されているのでDIY作業で交換できます。怪我や事故もあるので、初心者はショップに取り付け依頼するべきでしょう。改造も自己責任なのです。
締め付けが緩むと外れる危険もありますが、強すぎてもいけません。指定トルクが車高調キットの説明書に記載されているなら、トルクレンチを使って指定トルクで締めましょう。
事前準備
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新品の車高調キットは車種ごとにあったものがベスト。ミニバンのアルファードともなると普通の乗用車とは違ったものを装着する必要があるでしょう。パーツメーカーが推奨する適合車種を選んで取り付けすることをおすすめします。
できれば2人以上で作業して、リジットラック(ウマ)も使用しましょう。ジャッキアップしてウマを1対ずつ下にセット。タイヤ&ホイールをはずします。タイヤホイール外す方法はこちら
フロントサスペンション交換
ボンネットをあけ、エンジンルーム内のワイパーアームなどボルトを10本取り外し、カウルトップアウトサイドとワイパーモーターリンクを取り外します。そしてエンジンルーム内のショックアブソーバー取り付けナットを緩めておきます。外さずに緩めておくだけで次の作業に移りましょう。
サスペンションのアーム部分に付いているナットを外し、スタビリンクをショックアブソーバーから切り離します。ボルト、クリップを外し、ブレーキホースとABSセンサーハーネスをショックから切り離します。
ナックルの下部をガレージジャッキで持ち上げて、ナックルとショックアブソーバーを切り離します。ダンパー部分とナックルを止めているボルト2本を外してから作業します。
純正ショックアブソーバー本体を支えながら、エンジンルーム内のナットを取り外し、本体を車体から外します。重量はあるので落下してブレーキホースなどを傷つけないようにしましょう。
車高調をアルファードの車体に取り付けて、エンジンルーム内のフランジナット3個をフロントサスペンションサポートサポートガスケットを介して仮止め。ジャッキでロワアームを持ち上げてストラット下側とナックルアームと接続し車両後方よりボルト2本を差込み、ナット2個を取りつけます。
スタビリンクを接続したら、エンジンルーム内の取り付けナットを締めます。ボルト10本でカウルトップアウトサイドとワイパーモーターを取り付け、ブレーキリザーバブラケットなどを取り付けます。
リアサスペンション交換
車体下にあるサスペンションのボルトを外し、ABSセンサー、センサーハーネス、パーキングブレーキケーブルをリヤアクスルビームより切り離します。
ボルト2本を外し、ハイコントロールセンサーをリヤアクスルビームから切り離します。
木片などを介してリヤアクスルビームの支えにします。ヘキサゴンレンチを使用してショックアブソーバー上部のナットを取り外しましょう。
ジャッキをゆっくりと降ろしてリアアクスルビームを下げてスプリングを取り外します。
車高調の取り付け作業に入る前に、純正のリヤスプリングインシュレーターUPRをカッターなどで加工しておきます。スプリングの上に構成パーツの車高調整ネジスペーサーを乗せ、リヤスプリングインシュレーターUPRを取り付けます。
ジャッキでリアアクスルビームを徐々に上げ、ショックアブソーバーを車体に取り付けます。上側ナットをブッシュを介して取り付け、指定トルクで締めます。
ブレーキチューブをクリップを用いてリアアクスルビームに固定し、ユニオンナットレンチを使用してブレーキチューブを接続します。ハイトコントロールセンターをアクスルビームに取り付け、ボルトを締めます。
20系アルファード/ヴェルファイア専用車高調整キットの組み付け画像はこちらから調べられます。
シルクブレイズ製は説明書も詳細に書かれているので装着方法でも迷うことがありません。複筒式アブソーバーで乗り心地もよく、20系専用なのでおすすめです。
SILK BLAZE アルファード GGH20W/ANH20W 車高調整キット |
取り付けの作業依頼
カスタム初心者には工具もそろえる必要があり、ガレージのあるところでないと作業もしづらいでしょう。ブログなどで「すっごい苦労した!」と体験談が掲載されていますが、やっぱり素人には難しい作業でしょう。
どこかのショップに依頼するか迷ったら、「オートバックスのピットサービス」に持ち込めば、ダウンサス購入と取り付けも同時にできます。フランチャイズ店で作業が心配だと思うなら「スーパーオートバックス」に持ち込みましょう。プロの整備士がいるので交換メンテナンス作業も確実!各都道府県に一軒はあるので休日に遠出してきて、ついでにタイヤローテーションしたりメンテナンスも依頼できます。
ショックアブソーバー交換・スプリング交換はピットサービスだと12,000円ぐらいの工賃になります。プロの整備士にかかると120分程度の作業時間で終了しますね。料金は工具代をそろえることを考えればけして高くはないでしょう。
オートバックスはネット公式サイトからカーナビやETC、ドライブレコーダーまで幅広く通販ができます。車高調キットでもHKSやブリッツなどアルファードに対応しているパーツも買えるので、ピットサービスも含めて利用すると便利ですね!