TOYOTA自動車のアルファードリコール情報
タカタエアバッグなどでトヨタアルファード(ヴェルファイア含む)はリコールの届出が出されました。国土交通省にリコール届出のある対象車両は、トヨタディーラーで修理・交換を受けることが出来ます。新型アルファードでのリコール届出も提出されました。まだ修理や部品交換を受けていない車両はディーラーに問い合わせ、修理交換することをおすすめします。ハイブリッド車は独特のメンテナンスも必要で、バッテリーやモーターなどにも不具合が出る可能性もあります。
目次
リコール対象車はどうするか
まずは自分の自動車がリコール届出が出されていないかをチェックしましょう。中古車を購入した時などは、トヨタの公式ホームページやトヨタディーラーに質問してみれば回答が見つかるはずです。そもそも新車をトヨタのディーラーで購入したなら、ハガキなどで通知が来るようになっています。何もないようなら問い合わせてみるしかないでしょう。
届出が出されているなら、ディーラーに持ち込めば無償で修理・交換ができるはずです。そのままにして使用していると、車検にも通らなくなり安全性にも不安が残ります。
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2009年~2011年 トヨタ自動車
アメリカや日本で起きた大規模なトヨタ車のリコール問題。アメリカでは法廷闘争が起きるものの、ほとんどが運転者の過失によるものとして片付けられました。アメリカ司法省とトヨタ自動車の和解により騒動は鎮静化しました(和解金12億ドル)。
北米市場での打撃が心配されましたが、販売実績には影響が少なかった模様。ただアメリカでの賠償金の大きさと、巨額の和解金で解決するトヨタが象徴的な事件でした。
2014年 タカタ製エアバッグ
平成26年(2014年)年12月4日、トヨタ自動車株式会社より国土交通省にリコールの届出がありました。タカタ製エアバッグのリコール問題は2015年現在でも沈静化していません。対象にならない車種も含まれているため、車台番号を確認し、自動車メーカーに問い合わせてください。
◆対象車
アルファードG
アルファードV
アルファードハイブリッド
TA-MNH10W
TA-MNH15W
UA-ANH10W
CBA-ANH10W
DBA-ANH10W
UA-ANH15W
CBA-ANH15W
DBA-ANH15W
ZA-ATH10W
CAA-ATH10W
DAA-ATH10W
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2003年 10系アルファード
◆リコール届出番号 925
◆リコール開始日 2月28日
◆不具合内容
かじ取り装置の不具合。
◆改善内容
該当車両の油圧ポンプと駆動用ベルトを新品と交換。
◆対象車両
TA-MNH10W(アルファードG)
MNH10-0015614~MNH10-0022148
TA-MNH15W(アルファードV)
MNH15-0008896~MNH15-0012295
2011年 10系アルファード
◆リコール届出番号 2849
◆リコール開始日 11月10日
◆不具合内容
エンジンのクランクシャフトプーリの不具合。
◆改善内容
クランクシャフトプーリの交換。
◆対象車両
TA-MNH10W・TA-MNH10W改・TA-MNH15W
アルファードG・アルファードV
MNH10-0053307~MNH10-0072473
MNH15-0027556~MNH15-0035658
2015年 30系アルファード
◆リコール届出番号 3577
◆リコール開始日 5月28日
◆不具合内容
アンチロックブレーキシステム(ABS)の動作不良。
◆改善内容
該当するABSの交換。
◆対象車両
DBA-AGH30W・DBA-AGH35W・DBA-GGH30W・DBA-GGH35W
アルファード・ヴェルファイア
AGH30-0001029~ AGH30-0001726
AGH35-0001010~ AGH35-0001271
GGH30-0001008~ GGH30-0001118
GGH35-0001007~ GGH35-0001020
まとめ
Takata製エアバッグ問題は2015年5月現在も続いています。対象車両は早急にディーラーで修理・交換を受けてください。新型アルファードでもABSの動作不良が報告されました。新車購入した人は最寄のカーディーラーに問い合わせを行なってください。
中古車でアルファードを買ったならその車が補修を受けているのかを確認する必要があります。これから新車を買う時なら対応済みのはずですが、アルファードは2015年にフルモデルチェンジしたばかり。新たな不具合が見つかる可能性もあるため、情報はチェックしておきたいものです。
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