こんにちは、車ラボです!今回はMTマニュアル車でエンストした場合に行う5つのステップをご紹介します。
マニュアル車に乗るメリットはたくさんありますが、やはり運転する上で最初にネックになる点が『エンストしたらどうしよう・・・』ということです。
オートマでも生活に支障が出るわけでもないので、わざわざMT車に乗る必要がない世の中ですが、MT車は燃費が良く馬力も出る、または走りを楽しむ車好きにとっては重宝します。
目次
MTマニュアル車でエンストしやすい場面ベスト3!
1.坂道発進
まず一番エンストしやすいロケーションと言えば『坂道発進』だと思います。
筆者も長年マニュアル車を保有していますが、未だに坂道発進は緊張します(汗)
ヒールアンドトゥ(つま先でブレーキ、踵でアクセル)なんて知っていてもなかなかできることじゃありませんね。
とりあえずエンストさせたくないという場合は、周りを気にせずアクセルを回転数高めで煽りながらクラッチを繋ぐことをお勧めします。
⇒MTマニュアル車の坂道発進でエンストする原因と5つのコツとは?
2.バックでの駐車
次に思い当たるのがバックでの駐車です。
平坦な駐車場ならともかく、狭くてロック版のある駐車場なんて大敵ではないでしょうか?
切り替えし中の若干の段差。。。
思い出すだけでも緊張しますね!
できるだけ”車をまっすぐにする”というイメージだけでもかなり楽に駐車できます。
3.渋滞中のだらだら運転
あまり感じたことのない方もいらっしゃるかと思いますが、渋滞中というのは精神的にも肉体的にも一番ストレスのかかる場所です。
完全に停止してしまう場合はニュートラルレンジに入れてしまえば良いのですが、だらだらと動いている場合はそうもいきません。
筆者が体験した、箱根の峠道での渋滞は、まさに1.と3.が組み合わさった最強(最恐)の状況でした。
エンストした場合の対処方法とは?
前後に車がいる場合
対処方法(手順)としては
1)サイドブレーキを効かせる
⇒車の挙動を抑えることで、安全に次の作業へ移行できます。
2)ミッションをニュートラルレンジに入れる
⇒エンジンをかけたくなる気持ちを抑えて、まずはニュートラルレンジにミッションを入れましょう。
これで動力が車体に伝わらず、安心してエンジンをかけられます。
3)エンジンスタート
⇒ここまできて初めてエンジンを始動させます。
ここで周りへの配慮として覚えておきたいのが、”エンスト=ハザードランプ”です。
周囲への気配りと、自分も被害にあわないために、ぜひとも覚えて頂きたい内容です。
まとめ
上の内容だけ見ていると、”マニュアル車って面倒くさいな~”と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
自分のタイミングでギアチェンジを行う爽快さ!
エンジンブレーキが効率良く使用できるエコドライブ!
AT車では味わうことのできない快感がマニュアル車には待っています!
豆知識ですが、トラックが今でもマニュアル車が多い理由として、思い荷物を運ぶ際にATでは対応できないから!という事もあるんです。
マニュアル車を制す者は、自動車を制すといっても過言では無いんですね。